球磨焼酎
旬
しゅん
- 蔵元:
- 高田酒造場
プチッ、パチッ、と音がする
旬で使う発酵中のもろみは、真っ白の泡がプチッ、パチッ、と音を立てて勢いよく吹き上がり、ひと目でそれとわかります。
12代目が若い頃、新潟県のこだわりの地酒の蔵元に出向いて、何年間も一緒に学んで会得した吟醸酒仕込みの技です。
もちろん基本の伝統を受け継ぐ生粋の球磨焼酎です
「旬」を造り上げる吟醸仕込みの技は、球磨焼酎の基本を守りながら発揮しています。
「旬」は高田酒造場の伝統を受け継ぐ石蔵の麹室、カメ仕込みの手造り球磨焼酎です。
『旬』に込めた父子の気持ち
12代目が磨き上げた「旬」
12代目・啓世(たかひろ)が帰郷した翌昭和60年、いよいよ自分の力で焼酎造りが始まりました。
12代目は遊ぶこともなく、若さと体力に任せて没頭し、次々に新しいタイプの商品を開発していきます。
昭和63年には樫樽貯蔵の『オークロード』『原酒』を発売、アイガモ農法米を使用した『郷の鴨遊び』は、その当時どちらも日本で初めての商品化でした。
そんな中、味と香りのバランスが絶妙の高級酒米を使用した「旬」が誕生しました。
『旬』の文字に託した思い
平成9年、病気で入院する直前の先代に、12代目は新商品の文字を書いてもらいました。
商品名は、今が盛りという意味の『旬』。
後継者として『旬』の文字に先代としての父への思いを託しました。
筆に墨をたっぷり含ませて、先代は『旬』の一文字を力強く書きます。
そのとき先代は寡黙でした。
口には出さなくとも、父と子の気持ちは通じ合い、それまでの苦労はいっぺんに報われました。
内容量 | 720ml |
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タイプ | ライト |
度数 | 25% |
原料 | 米 |
蒸留方法 | 減圧蒸留 |
お酒の種類 | 本格焼酎 |
備考 | https://www.takata-shuzohjyo.co.jp/shop/html/products/detail.php?product_id=8 |